中1 理科 化学反応式

一学期期末試験はいかがだったでしょうか。
不安の残る結果だったときは、復習をきちんと行いましょう。

さて、今回は化学反応式について。

高校生になってもどう足掻いたって逃げられないのが元素記号と化学式。そして化学反応式。

化学反応式の基本は

右辺と左辺の元素の数を同じにする

こと。

そこにあるものは変わらないのです!!
魔法じゃないので!!
魔法は無から有を作り出してしまいますが、化学は有から有にしかなりません。
錬金術と同じですね。

さてそれでは中1の
化学反応式の基礎をおさらいしましょう。
水を電気分解すると水素と酸素になりますね。
言葉で化学反応式にすると

水 → 水素 + 酸素

これを化学式を用いて書くと

H2O → H2 + O2

になります。
しかしこのままだと
左辺の酸素が1つ、右辺の酸素が2つ
と、個数が合いません。
なので少ない方を増やします。

2H2O → H2 + O2

今度は水素の数が合いませんね。
左辺が4つ、右辺が2つしかありません。
なので右辺にも水素を増やしましょう。

2H2O → 2H2 + O2

これで元素の個数が右辺、左辺でそろいました!
とにかく元素の個数を確認しましょう。

それでは問題です。

( )に数字を入れて化学式を完成させてけださい。なお、数字を入れない場合もあります。

①( )Mg + ( )O2 →( )MgO

②( )HCl → ( )H2 +( ) Cl2

③( )NaHCO3 →( )Na2CO3+( )H2O +( )CO2





答え


① 2Mg + O2 → 2MgO
② 2HCl → H2 + Cl2
③ 2NaHCO3 → Na2CO3 + H2O +CO2

右辺と左辺の元素数は合っていましたか?
一つ一つきちんと確認しましょう!

間違えてしまった人は、夏休みの間に復習を。特に習った化学式は覚えておきましょう。

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また、夏休みの予定につきましては8月中旬から日中含め授業日をとりたいと思います。
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