本日、光市の中学校を退職しました。
次は柳井市の高校で教壇に立ちます。
今日の離任式では、卒業生に向けたメッセージの「夢と好きは口にだすと強い」に触れた内容にしました。
「夢」を何度も口に出せば、目標への確認と道筋が見えてくる。
「好き」の気持ちを口に出すと、同じ「好き」 の仲間に出会える。
と、ここでひとつ。
成人男性が「マイメロディが好き」と言ったとき、どう思う?
こんな質問をしました。
生徒たちはクスクス笑っていましたが、それが普通の感覚になってしまっているんですよね。
そういう教育をされてきたので。
男の子は青、女の心はピンク。
男の子はかっこいいもの、女の心はかわいいもの。
日曜の朝にやっているスーパー戦隊シリーズ(プリキュア含めニチアサ)は子供が見るもの。
アクセサリーは大人がつけるもの。
自然とそういう教育をしてしまっているんですよ。
だから大人の男が、子供の女の子向けキャラクターが好き、というのはおかしい。
そう思ってしまうんですね。
正直私も思いました。
私が知っている人はポムポムプリンが好きな成人男性でした。
彼は恥ずかしげもなく好きだと主張するので、気付けばポムポムプリンを見れば「」お土産に買っていくか」と思うほどに。
「好き」の主張は自分に返ってくる。
彼のおかげで、そのことを客観的に気付くことができました。
なので、
「好き」の気持ちは素直に口にするようにしてください。
そして誰かの「好き」の気持ちを否定しないでください。
そんな感じで、普段話さない話をしてみました。
お別れのときには大泣きする子が居たり、元気に挨拶して帰る子が居たり、最後まで騒がしい学年でした。
それでもそんな元気な生徒たちが成長する姿は見ていて気持ちがいいです。
次は中学で教えた生徒もいる高校へ行くのでまた先生の授業かよ!と言われると思いますが、楽しく授業をしたいです。
一年間、お疲れさまでした!
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