こんにちは!『学び処ひなぎく』です。
本日、我が家のフクロウ・陽親(はるちか)は爪と嘴のメンテナンスです。
フクロウは猛禽類ですね。頭もよく調教すればフリーフライトも可能になります。
猛禽類と人間の生活は古くは古墳時代からあるようで鷹を乗せた埴輪が存在しているだとか。
また平安貴族の鷹狩りは有名ですよね。
貴族の殿方が馬に乗り、鷹を飛ばして狩りを行う遊びです。
そこまで調教するのは大変なんですがね…!
さてさて今日はそんな平安時代の学びをば。
高校受験ででないことがない!
「歴史的仮名遣いを現代仮名遣いになおし全てひらがなで答えなさい。」
■よくある間違いポイント
「全てひらがなで答えなさい」と書いてあるのに漢字を使って答えてしまう
例)使ひけり→正・つかいけり
誤・使いけり
30人クラスで5、6人はやっちゃいます。
問題文はちゃんと読んでね!
それでは問題です。
以下の歴史的仮名遣いを現代仮名遣いになおし全てひらがなで答えなさい。
①いとうつくしうてゐたり
②取りてまうで来たり
③をとこありけり
④けふこえて
このあたりは余裕で答えられるようにしていきましょう!
答
①いとうつくしゅうていたり
②とりてもうできたり
③おとこありけり
④きょうこえて
答えられましたか?
古典は慣れることが大切です。たくさん物語を読んでいきましょう!
また、慣れて来たら今度は有名な台詞を古語に変換して遊んでみましょう。
例えば
「生殺与奪の権を他人に握らせるな」
を
「生殺与奪の権をば人に与ふな」
「握らせる」を「与える」「授ける」という意味でとったので
「与ふ」に禁止の終助詞「な」
で「あげるな」「渡すな」という意味合いにしてみました。
「人」で「他の人」「世間の人」という意味があります。
ちなみに台詞だけでなく
「恋するフォーチュンクッキー平安歌人ver」や「平安時代のLet it Go」など
名曲を古語に変えて歌っている方がいらっしゃいます。
日本語の美しさや今と違う言葉を楽しみながら古文に慣れましょう!
今日はここまで。では!
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